求人広告を見てせっかく応募してきてもらったのに、既に希望している時間帯や勤務地は埋まってしまったということもあると思います。「断るのも悪いから」といった理由や「不採用にするには惜しいから」といった事から、広告とは違う仕事を勧めてしまうのはトラブルの元になりかねません。もし、募集内容と異なる採用条件となってしまった場合は、相手に理解してもらえるよう充分に説明をするよう努めてください。応募者に別の仕事を案内するということは、元々の求人広告が「おとり広告」なのかもしれないという不信感まで与えかねません。そうなれば、企業の信頼を失うことになりますので、誤解を与えかねないというリスクをきちんと認識した上で誠実に話を進めていきましょう。

応募者からの苦情で多い理由が、勘違いや記憶違いで求人広告と異なる説明をされたというケースです。面接時には応募者から募集内容に関する質問をされることも多いため、自社が出した求人広告の内容をきちんと把握し、できればすぐに確認できるよう手元に準備して面接をおこなったほうが良いでしょう。その上できちんと補足や詳細を説明すれば、企業の信頼を失うことはないでしょう。また、改正職業安定法により、求人広告を打ち出した後に当初明示した労働条件が変更になった場合は、その内容を応募者に明示することを義務付けられています。求人広告で公募した以降に、労働条件を変更せざるを得ない事情が生じたら、採用内定者にはできるだけ速やかに連絡してください。明示の方法は当初の明示の内容と変更等を対照とすることができる書面の交付をすることが適しているでしょう。また、応募者より質問があった場合は迅速に丁寧に説明できるようにしておきましょう。

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