採用担当者であれば、求人広告を出すにあたり、先ずは広告会社に連絡するはずです。連絡を受けた広告会社の営業は広告主に失礼の無いように、すぐに採用担当者の社屋に足を運びます。営業が広告主に説明する事項というのはパターン化されており、媒体の選択、実際の掲載時期、広告の内容の順に話し始めます。媒体の選択に関しては、広告業界の都合も関係しているため、広告主としてはそれを踏まえて話を聞いた方が良いでしょう。広告業界の都合とは、広告媒体が系列会社のものであるかどうかというものです。広告会社のバックには、必ず系列の出版元が控えています。ですから営業も系列の媒体しか紹介しません。広告主としては、自分の広告内容に最適な媒体を紹介してほしいものですが、残念ながら営業にはマージンの方が大切なのです。但し、若手の営業に対してそのような目線を投げかけるのは酷というものです。新人であればそのような事情を知らずに、只々指示通りに動いているだけだからです。その指示というのが「系列会社の媒体を紹介してきなさい」というものであれば、新人もその会社名を連呼するしかありません。

ではどのような営業であれば信用が置けるのでしょうか。結論から言えば、広告主と営業との長年の関係が生み出す信頼だけが物を言う世界です。10年以上付き合いのある関係であれば、広告主にとって最適な媒体を紹介する営業も出現します。営業にとってはマージンが減ることになりますが、それでも信頼関係を壊したくないという思いからそうした行動に出るのです。目先の利益とお得意様との関係とを天秤にかけた時、後者を選ぶ営業は少なくありません。

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